先日ある女性会員Nさんの元気がないので聞いてみたところ、
「可愛がっていた後輩が結婚するんです。
相手は学生時代から付き合っていたカレなんですって」
とおっしゃるんです。
「あら、ヤキモチですか? 似合いませんね」と言ってしまったのですが、事情は
違うようでした。
彼女は後輩に
「誰かいい人いたら紹介してくださいねっ、センパイ」とずうっと言われていたの
で、「転勤してきた若い人の情報を教えてあげたり、取引先の営業の人を紹介したり、
色々していたんですよ」
とのことなんです。
カレがいるのにいないフリするその気持ち、わからないわけじゃないですけどね。
カレとよっぽど盛り上がっているんじゃない限り、今のカレよりもっといい人がい
るかもしれない、もっとときめくような展開があるかもしれないって、心の底ではな
んとなく思ってしまうんでしょう。
きっとその後輩さんは、どういう事情か知らないけれど「もっと・・・」を探すの
はやめて「この変で手を打とう」と決めたんでしょうねえ。自分の中の色々なものに
折り合いをつけて。
「おめでたい話でいいじゃないですか。今度はNさんご自分の番ですよ」
私は優しいNさんがますます好きになったのでした。