ゴールデンウイークに旅行した友だちが
「イタリアでね、街中の男が声かけてくるってホントなのよー」
って嬉しそうに言うんです。

道を歩いていると振り返ってウインクされちゃうのはもちろん、カフェでも、ブティックでもなんだそうです。

「店員さんが、お世辞でやってるんでしょ?」
私はくやしまぎれに切り返します。
ところが違うようです。

「ホテルの受付のおじさんまで、部屋のカギを渡しながら、
 今日は一段ときれいですね!なんて言うのよ。
 相当のおじさんなのに、じっと目を見て言われたら、
 ドキドキしちゃうのよー」
へー、確かに。
あなたがそう言われたのならね、とは言いませんでしたが。

「ああやって毎日褒めてもらうから、イタリアの女の人はキレイになるのよー」
と友だちは言うのです。

その理屈、私も賛成です。
褒められたらもっと気を配るようになるし、
気を配ればイキイキしてきれいになる。

褒める側だって、そんな変化を観察して楽しむこともできるのではないでしょうか?

「日本じゃあ、ぜんぜん言われないもんねー」
これは私と友だちの共通した意見です。淋しいものです。

だから、私も試しにやってみました。
褒められたかったらまず自分から褒めようと、
「社長! 今日のネクタイ、ステキですねー」ってね。

きょとんとされちゃいました。
日頃から言い慣れてないと、ぎこちなくて変ですね。
わざとらしくなく褒めるセンスも必要ですね。