恋愛コラム『おとなの恋愛、科学と学習』
「よい出会い、よい恋愛をするにはどうしたらよいか」という事をテーマに、
恋愛心理学と現代の恋愛事情をふまえて、恋愛をタテ・ヨコ・ナナメから
分析していきたいと思います。
第8回:『無償の愛、あなたは大丈夫?』
「私は彼のこと、死ぬほど好き。だけど、彼は私の愛に応えてくれない」
こんなセリフ、よく聞きませんか?この時の心理状況は「彼を愛している」と
同時に、それ相応の見返りを求めているということです。
だから「一方的に愛するのは損。相手も同じくらい自分を愛して欲しい」
そう思うのです。恋人同士の場合、相手のために何かしてあげることは、
それが喜びなのです。相手が自分に対して、どのようなお返しをしてくれるのか
などとは考えません。しかし、もともとは ー愛することー そのものが
喜びだったわけではありません。
例えば、「一人でいるのは寂しいから、一緒にいる」などといった目的が
最初はあったはずです。
結果として、寂しいということよりも喜びの方が前面に現れるのです。
手段だったはずの行動が、目的になる。これを「機能的自律の恋愛の法則」と
いいます。「この目的があるから愛す」のではなく「愛したいから愛す」
無意識のうちに理想的な愛の姿へ変化していくのです。