「男の穴は男で埋めるしかない」
友人が失恋したりすると女友達でパーっと盛りあがる失恋忘却会が
開かれるのが私達の定番だ。そしてそこで必ず出るのが新しいオト
コ探しに向けての作戦立案。
失恋!? 大いに結構!これで大手を振って新しい恋に邁進できる
ではないか。不倫でも浮気でもない新しい出逢い、新しい恋。こん
な心躍る立場の逆転を女友達は歓迎し、失恋友人を慰める。
タロットカードだって、首刈りガマを持った死神が載る「デス」は
その一方で「再生」のシンボルでもあるのだ。
彼がいなくなったことでできる膨大な時間の処理方法。これが失恋
女につきつけられた、目下最重要課題である。週末、イベント、残
業のない日。容赦なく時間はありあまってくれる。
今までにできなかった趣味、見れなかった映画、急に手をかける仕
事。空いた時間に次々といれられる予定。「忙しい、忙しい」が悲
しい自分への呪文。埋められたスケジュール張が一人身への免罪符。
でもみんなが知ってる事実がある。「男の穴は男でしか埋まらない」
のだ。それが恋愛の真理だと思う。
だから私達はキャリアアップスクールもおいしいお店の情報も後回
し。何はともあれイイオトコ探しへのルートを模索するのだ。最近
新しい彼ができた子の彼友達、会社に転勤してきた独身男情報など。
でもねえ、ある程度年齢を重ねると確実に幅が狭くなるのよねえ。
同年代は既婚者ばかり。いくら仕事ができて人がよくても不倫相手
の斡旋はできないし。。。最初っから釣書と金色の写真も重いしね。
で、最近の定番はパーティーですよ。限られたルート以外からの思
わぬ掘り出し物に期待はかかるし、週末は埋められるし。女友達と
参加して、パーティーをネタにまた盛りあがれるし。会社も別々に
なった学生時代からの友人と、共通の話題(人)で盛りあがれるの
って久々の事。これが結構楽しいのよね。それがやりたくって彼氏
がいても付き合って参加しちゃう子も。(勿論あわよくば新彼氏ゲ
ットの気持ち充分です)
酒浸りや間食浸りに陥るよりよっぽど建設的なパーティー浸りで、
魔の「もてあまし時間」と戦っちゃうのだ。